朝晩の冷え込みが強くなったり、気圧の変化を感じる季節。
この時期になると「腰が重い」「いつもの腰痛が悪化した」と訴える方が多くいらっしゃいます。

なぜ季節の変わり目に腰痛が出やすいのか？
・気温の変化による筋肉のこわばり
朝晩の冷え込みで腰まわりの血流が悪くなると、筋肉が硬くなりやすくなります。
特に冷えやすい腰・お尻・太ももの裏側の筋肉がこわばると、動き始めの痛みが出やすくなります。

・気圧変動と自律神経の乱れ
低気圧が続くと、自律神経が乱れ、体が緊張しやすくなります。
交感神経が優位になり、筋肉が常に「こわばった」状態になってしまうのです。

・冷えと血流低下
冷えによって血液循環が悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、
慢性的な腰の重さ・だるさにつながります。

この時期に多い症状
・朝起きると腰が固まっている
・気温や天候で痛みが変わる
・ぎっくり腰のような急な痛み
・長時間同じ姿勢で腰が重くなる
こうした症状は、筋肉・関節の硬さと自律神経の乱れが関係していることが多いです。

当院でのアプローチ
鍼灸では、腰だけでなく、体温調節を司るツボ（背部・お腹・足など）を使い、
全身の血流と自律神経のバランスを整えることで、
「季節に負けない身体づくり」をサポートします。

また、骨格調整で骨盤や背骨の歪みを整えることで、
腰にかかる負担を軽減し、再発しにくい身体を目指します。

セルフケアのポイント
・冷やさない（腹・腰を温める）
・ストレッチや軽いウォーキングで血流促進
・睡眠と食事のリズムを整える

季節の変わり目は、身体のバランスが崩れやすい時期。
腰痛が悪化する前に、早めのケアが大切です。
「なんとなく重い」「朝がつらい」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

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